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2006.11.24

相互変調というのか???

060901_064昨日は、先輩(TU氏)宅で実験。今年定年退職された大先輩(TA氏)に1ヶ月ほど前にした、小口径スピーカーでのオーケストラ再生には無理がある、といったマニアな先輩(M氏)と私の発言が事の発端。
我々が、大振幅低周波で動いている振動板で、同時に高い周波数の音を再生しようとすると、低周波に揺さぶられて高周波がにごる現象(一種ドップラー効果)が起こることが根拠、と説明したらTA氏が納得いかないと猛反発されたので実験と相成った。
写真は、10Hzと1kHzの信号を急造の抵抗分割ミキサーでミックスし、その信号をDCアンプに入力して持ち込んだ私の○ワンを鳴らしているの図。TU氏手持ちのAVアンプ付属のマイクで音を拾いおなじみフリーのFFTアナライザーで分析すると、PC画面の緑色の線のように中心に基本波(1kHz)と側帯波(990Hzと1010Hz)が見事に現れた。耳で聞いても10Hz信号のオンオフで明らかに変化が現れ、我々の理論(というか一般的に言われていること)の正しさが証明された。こんな測定が、家庭で気軽に出来るなんていい時代になったものだ。

でも実は内心どきどきもの、耳で聞いても測定しても何にも変化がなかったらどうしようと心配していたんだよね。

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