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2005.11.03

ダイナミックテスト(風に)

IMG_1040今週末のTDJに備えて頼んでおいた決戦用ホイールを受け取ってきた。外観は一般的なカーボン柄と違って非常に細かい繊維が見え、材質的には古いサイクリストには○レカと言えば通じるような雰囲気がある。ごらんのようにリム側にはニップルは無く、ハブ側にニップルを配置することにより総重量が同じなら慣性モーメントが小さくなるような構成となっている(これは先代のシマノホイールからの特徴)。フロントのリムハイト30mm(重量550g、クイック、タイヤ無し)、リアのそれが25mm(740g、同)。リムのスポーク穴はリアのみオフセットされ、さらにフランジ幅を広げることによりスポークの左右の広がりが極力均等になるように設計されており、伝統的なホイールの欠点であったリアのスポークテンションの差を解消する様な工夫が盛り込まれている。
肝心の性能であるが、先代のソフトでマイルドな乗り味と違ってハードでソリッド。軽量なアルミリムや一部の軽量カーボンディープリムに見られる(ニップルとタイヤの間で発生している)ようなたわみがほとんど感じられず、剛性感にあふれている。超高速域での伸びや耐久性は使い込んでみないと判らないが、ホビーレベルではレース用ホイールとしてこれ1セットあればオールラウンドに使える性能を備えていると思われる。税抜き価格が前後セットで¥159,000、回転部分が高い信頼性を誇るデュラエースであることを考慮するとCPは高い。

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